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<前山支部長あいさつ> 「全国道路標識・標示業協会中部支部支部長 前山達彦 ご紹介いただきました前山でございます。本日は大変ご多用のところ、令和7年度中部支部通常総会にご参加いただきまして誠にありがとうございました。 本日は官庁のご来賓といたしまして中部地方整備局より道路部交通対策課 課長 高橋 寿様、中部管区警察局総務監察・広域調整部広域調整第2課 課長 中 智洋様にご臨席いただいています。公務大変ご多忙のところ誠にありがとうございました。 さて、昨年の交通事故による全国の死者数は、2,663人で前年比15人減少しましたが、この中部4県では残念なことに14人の増加となりまして、依然として非常に厳しい状況であります。中部支部としましても、中部地方整備局、各県自治体警察に効果的な交通事故防止対策をご提案してまいりたいと存じます。 その中部支部の事業としまして今年で29回目を予定しております中部地方整備局様との意見交換会において、生活道路における人優先の通行空間の整備や自転車事故対策、自動運転に対応した区画線等の整備について、ご提案してまいりたいと思います。 昨年は、いわゆる2024年問題として、建設業にも労働時間規制が適用されました。私共の標識・標示業にも長時間労働の是正が義務とされ、また週休2日制の定着、ICTの導入による業務の効率化など、働き方改革に真剣に取り組むことが要請されておりまして、魅力のある業界にしていかなければと強く思うところでございます。 当業界においても、社員の高齢化が進み若手社員の雇用に各社取り組んでおられると思いますが、休日の確保とともに給与のアップが課題となっています。この原資となるのは公共事業費ですが、ここ数年各自治体の交通安全対策費は残念ながら減少傾向であり、その結果、交通安全施設の老朽化が進み、その更新が大きな問題となっています。特に道路標識は、板面が読み取れないほど劣化した標識を、本当によく見かけるようになってまいりました。本日もご来賓として全標協本部から山岸専務理事にご臨席いただいておりますが、本部におきましては、道路標識の昼間の視認性の基準を新たに作成するために「道路標識視認性検討会」を設置し、調査研究を進めておられますので、本部と連携し、官庁に標識の建て替えを要望し、予算の増額をお願いしてまいりたいと存じます。 また、中部支部が国家試験の検定機関の一員として、実技試験を実施しています路面標示施工技能士検定や本部事業に協力して行う登録標識・路面標示基幹技能者、また道路標識点検診断士の講習、研修を推進し、資格制度を進めてまいります。 さらに、中部から発信しまして全国運動として展開されております「子どもを守ろうプロジェクト」につきましては、今年度も全国の仲間とともに子どもたちを交通事故、犯罪、災害から守るボランティア活動として、さらに推進してまいりたいと存じます。 以上、中部支部の諸課題につきまして述べさせていただきましたが、中部支部会員の皆さまの力を結集し、中部4県の地域の安全・安心な道路交通に貢献してまいりたいと存じますので、今年も中部支部活動へのご協力をお願い申し上げます。 最後に、会員各社の御隆盛をご祈念申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。ご清聴ありがとうございました。 |
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<令和7年度事業計画 主な項目> 1.団体機能及び協会運営の強化 2.登録標識・路面標示基幹技能者、道路標識点検診断士の育成支援 3.関係機関・団体等との積極的な連携と協力 4.各種委員会の充実と活性化 5.防災・減災対策の推進 6.「子どもを守ろうプロジェクト」への支援・普及 7.外国人材の受入れへの対応 8.道路標識・標示等に関する調査研究事業の実施と成果の活用 9.安全管理の徹底 10.積極的な表彰具申による士気高揚対策の推進 11.福利厚生の充実 |
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<表彰> |
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優良技能者表彰 3名 |
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路面標示施工技能士実技検定員感謝状 2名 |
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<議事内容> 令和6年度事業報告の承認を求める件 令和6年度収支決算報告の承認を求める件 役員全員任期満了につき、選任を求める件 支部長、副支部長の承認を求める件 令和7年度事業計画案の承認を求める件 令和7年度収支予算案の承認を求める件 |
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