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| ＜前山支部長あいさつ＞ 本日は大変ご多忙のところ、令和5年度中部支部通常総会にご参加いただきまして、誠にありがとうございました。 本日はご来賓といたしまして、中部地方整備局より道路部交通対策課 課長 加藤正臣様 中部管区警察局総務監察・広域調整部広域調整第二課 課長 山澤正和様 全標協本部より、新美副会長にご臨席いただいています。ご来賓の皆様には公務ご多忙のところ誠にありがとうございました。 さて、3年続きました新型コロナウイルス感染も5類に移行しまして、各県では活発な協会活動が行われていると聞いております。昨年の交通事故による全国の死者数は、2,610人で前年比26人減少しました。 しかしながら、中部4県では26人の増加となりまして、非常に厳しい状況であります。交通事故抑止は待ったなしの課題であります。中部支部としましても、中部地方整備局、各県自治体警察に効果的な交通事故防止対策をご提案してまいりたいと存じます。 中部支部の事業といたしまして、今年で27回目を予定しております中部地方整備局様との意見交換会において、生活道路や通学路、特に一昨年からスタートしましたゾーン30プラスなどについて様々な安全対策のご提案を行い、生活道路における人優先の通行空間の整備や交通事故の抑止に寄与してまいりたいと思います。 次に、次世代の担い手不足は当業界でも大きな課題になっています。来年4月から建設業にも、時間外労働の罰則付き上限規制が適用されることになっておりまして、一年を切っております。長時間労働の是正や週休2日制の定着、給与の改善、また、ICTの導入による業務の効率化など、働き方改革に真剣に取りくむことが要請されています。会員各社の努力により、求職者にも給料・休日・希望の新3K に取り組む魅力のある業界にしていかなければと、強く思うところでございます。 また、そのために必要なことは発注の平準化であります。 政府としては建設業法・入契法の一体的改正、いわゆる新・担い手3法を成立させ、この６年間で予定価格の適正な設定、分切りの根絶、ダンピング対策の強化、建設業の就業者数の減少の歯止めなどの成果があったということでございます。特に私共に関係するのは、施工時期の平準化を公共工事の発注者の努力義務としたことであります。これにより年間を通じた平準な工事の実施による経営の安定化が実現しまして、技術社員の休日の確保が行われると期待するところでございます。とはいえ交通安全施設業は未だに年度末に工事が集中しており、各自治体に品確法による工事の平準化を要望してまいりたいと思います。 人づくりという観点からは、路面標示施工技能士検定や、本部に協力しまして登録標識・路面標示基幹技能者、また道路標識点検診断士の講習、検定を推進し資格制度を進めてまいりたいと思います。 中部から発信しまして全国運動として展開されております「子どもを守ろうプロジェクト」につきましては、今年度も全国の仲間とともに子どもたちを交通事故、犯罪、災害から守るボランティア活動として、さらに推進してまいりたいと存じます。 以上、私共が迎えている諸課題につきまして抱負を述べさせていただきましたが、中部支部会員の皆さまの力を結集し、中部４県の地域の安全・安心な道路交通に貢献してまいりたいと存じますので、今年も中部支部活動へのご協力をお願い申し上げます。 本日は総会終了後に「自動運転と区画線の最新情報」というテーマで本部石井路面標示委員長による講演を予定しています。自動運転もいよいよ実車化が進んできておりまして、交通安全施設業、特にライン工事業として皆様にも大変興味深いお話になると思いますので、お聞きいただきぜひ会社に持ち帰っていただきたいと思います。 最後に会員各社の御隆盛をご祈念申し上げましてご挨拶とさせていただきます。 |
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＜令和５年度事業計画 主な項目＞ １．団体機能及び協会運営の強化 ２．登録標識・路面標示基幹技能者、道路標識点検診断士の育成支援 ３．関係機関・団体等との積極的な連携と協力 ４．各種委員会の充実と活性化 ５．防災・減災対策の推進 ６．「子どもを守ろうプロジェクト」への支援・普及 ７．外国人材の受入れへの対応 ８．道路標識・標示等に関する調査研究事業の実施と成果の活用 ９．安全管理の徹底 10．積極的な表彰具申による士気高揚対策の推進 11．福利厚生の充実 |
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| ＜表彰＞ |
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 優良技能者表彰 2名 |
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| ＜議事内容＞ 令和４年度事業報告の承認を求める件 令和４年度収支決算報告の承認を求める件 役員全員任期満了につき、選任を求める件 支部長、副支部長の承認を求める件 令和５年度事業計画案の承認を求める件 令和５年度収支予算案の承認を求める件 |
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