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「令和6年度 道路標識・標示等に関する意見交換会」が、9月5日(木)名古屋市内で開催されました。 この会議は、より見やすくわかりやすい道路標識の整備を目的として、国土交通省中部地方整備局と当協会中部支部が意見交換を行う場として、平成8年からスタートし、本年で28回目を迎えました。回数を重ねるごとに充実した内容になってきております。 本年の道路標識・標示等に関する意見交換会には、国土交通省中部地方整備局道路部より道路情報管理官 藤山一夫様、 交通対策課長 飯田明弘様をはじめ幹部の方々4名の皆様にご出席をいただきました。 公務ご多用の所、この意見交換会にお時間を作っていただきましたことに、あらためて感謝申し上げます。 全標協側からは、支部役員と三重県協会の担当者が参加しました。 開会にあたり 全国道路標識・標示業協会 中部支部 前山達彦支部長の挨拶に続き、国土交通省 中部地方整備局道路部 道路情報管理官 藤山一夫様よりご挨拶をいただき意見交換会に入りました。 |
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◇ 事業概要等について 全標協中部支部より、「令和5年度の活動報告及び令和6年度の事業計画」の説明をしました。 続いて、中部地方整備局より「交通安全事業に関する最近の話題」の説明をいただきました。 はじめに、道路の交通安全対策として、千葉県八街市における交通事故の概要、通学路等における交通安全の確保及び飲酒運転の根絶に係わる緊急対策の概要、合同点検および対策の取組状況、生活道路対策としてのゾーン30プラス設定までの流れ、自転車通行空間の整備、自転車施策の経緯、放置自転車対策について説明された。 次に、自転車ガイドライン改定について、自転車活用推進法の概要、第2次自転車活用推進計画の概要を説明し、安全で快適な自転車利用環境創出ガイドラインの改定について説明されました。 ◇ プレゼンテーションについて 意見交換会では、毎年全標協より道路標識や交通安全施設に関わる新技術などの提案をさせていただいています。 この様な提案や協会側からの各種の標識・標示等に関わる現場の情報については、回を重ねるごとにより専門的な質問、報告が具体的に行われ、中部地方整備局から毎年ご質問やご意見をいただき、活発な意見交換の場となっています。 本年は、下記のプレゼンテーションについて意見交換をいたしました。 1 道路標識・道路反射鏡の維持管理と点検・補修について 2 岐阜県内における案内標識の現状と標識の機能 3 AIを活用した区画線調査 活動報告 4 路面標示 立体化の歩行者交通安全対策について 5 路面標示施工技能士制度、登録標識・路面標示基幹技能者制度 道路標識点検診断士制度について まず、愛知県協会より道路標識・道路反射鏡の維持管理と点検・補修について、落下・倒壊事故を動画で紹介し、小規模附属物の点検実施方法や点検リストの説明をした。次に、岐阜県内における案内標識の現状と標識の機能について、標識板劣化事例を紹介し、岐阜県協会の取り組みとして、標識板の設置年度識別シールにより、概ねの標識板更新時期、更新計画の参考となるよう働きかけをしていることを説明した。静岡県協会からは、AIを活用した区画線調査 活動報告として令和4年度から実施している区画線剥離率調査結果と効果検証を説明し、AIを活用した区画線調査の利点や区画線引き直しに関する県の動向について説明した。三重県協会からは、路面標示 立体化の歩行者交通安全対策について、運転中におこる7つの目の錯覚について紹介し、錯視立体貼付シートにより交通事故対策で大きな効果が出ていること、アイスランドの横断歩道デザインについて説明した。 そして、協会として協力・実施している資格制度として、路面標示施工技能士、登録標識・路面標示基幹技能者、道路標識点検診断士制度について説明をしました。 ◇ 中部地方整備局から 中部支部内それぞれの県協会の発表を聞いて、標識・標示にかかるいろいろな取り組みについてよくわかりました。道路行政に対して我々の施策等にどのように繋がっていくのか、取り組むべきことが多くあると感じました。交通安全に関しては通学路から始まり、最近では自転車道、逆走対策といったところも喫緊の課題ですので、皆様から様々な提案をしていただき、我々の施策に結びつけて連携しながらやっていきたいと思います。とのお言葉をいただきました。 ◇ 最後に 今回の意見交換会は、標識の倒壊・落下事故・劣化事例を紹介し、我々が取り組んでいる点検方法、道路パトロールによる劣化点検等を紹介し、AIを活用した区画線剥離調査、錯視立体貼付シートによる逆走事故防止、歩行者交通安全対策など、今後の対策に繋がる活発な意見交換ができ、多くの成果を得ることができました。 中部地方整備局のご協力に深く感謝申し上げます。今後も継続して道路標識・標示等に関する意見交換会を開催し、交通事故の抑止や交通安全施設の整備並びに防災対策にも貢献して参りたいと存じます。 |