開催日 令和4年10月5日(水)
場 所 ホテル日航大阪(大阪市中央区)
参加人数 64名


1.清水会長挨拶
 はじめに、7月10日に行われました参議院選挙について、自民党の大勝となり協会顧問をはじめ地方区でも多くの先生方が当選を果たしました。ただ、安部元総理大臣の逝去により今後の政局、自民党内に大きな混乱がないようにと思っております。9月27日は全標協会長として、安部元総理大臣の国葬にご招待いただき、参列、献花をしてまいりました。
 次に、建専連関係で建設業4団体と国交大臣との意見交換会が行われ、担い手確保の取り組みとして、週休2日制の採用、年収の3%アップ、キャリアアップシステムのレベル毎の最低年収の設定と金額の公表を要望されていました。我々も完全週休2日制の取り組みについては、年間を通して変則型でも良いから、前向きに取り組んでいかなければならない問題と考えております。
 次に、毎年実施している国交省・本庁との勉強会として「区画線・標識・防護柵等の工事発注のあり方に関する勉強会」では、路面標示材や標識関係資機材の高騰とその説明、老朽化した標識の問題点、大型標識の点検あるいは小規模構造物の点検等について要望いたしました。
 本日は、全国の協会がさらに連携を深め、道路交通での安全・安心という場でご活躍されることを切に祈念いたします。


清水会長


2.鳥山関西支部長挨拶
 本日の会議は3年ぶりということもあり、本部をはじめ各支部からも多数の議題が上がってきております。今回の発表で各支部の交流を図り、この業界の発展に繋がっていく場になればよいと思っています。
 大阪では今大きな花火が2つ上がっておりまして、1つは2025年に開催されます大阪関西万博です。テーマを「命輝く未来社会のデザイン」としました夢洲という人工島で盛大に開催される予定です。もう1つは大阪の大動脈と言われます御堂筋を2037年に全面歩道化する計画があるということです。この会議において各支部の発表を聞きまして、少しでも仕事づくりのヒントをいただき、関西はもちろんのこと、この業界全体が盛り上がっていければいいと思っています。
 本日の会議が実り多きものになり、皆様の交流が深まるよう我々も努力してまいりたいと思いますので、ご協力をよろしくお願いいたします。


鳥山関西支部長


3.本部提出議題
 @登録標識・路面標示基幹技能者講習及び道路標識点検診断士研修の実施状況について
 A今後の登録標識・路面標示基幹技能者講習
  及び道路標識点検診断士研修の更新講習・研修について
 B支部・県協会における特別技能講習会等について
  (ア) 更新研修受講の単位又はユニットの取得について
  (イ) 特別技能講習会実施予定
 C国交省、警察庁への要望(案)について

4.中部支部提出議題
 新しい交通環境における交通安全施設の課題

5.関西支部提出議題
 国土交通省 近畿地方整備局 京都国道事務所との勉強会の報告

6.中国支部提出議題
 @「建設キャリアアップシステムレベル判定ワンストップ化の早期実現」について
 A「交通安全予算の確保」について

7.四国協会提出議題
 @道路標識点検診断士について
 A2050年カーボンニュートラルに向けての取組みについて
 B通学路対策について
8.九州協会提出議題
 外国人技能実習生及び特定技能外国人制度について

9.沖縄協会提出議題
 材料高騰化による市場単価の見直しについて



 この後、質疑応答を経てブロック会議は終了し、その後の懇親会でブロック内の交流を図りました。




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社団法人 全国道理標識・標示業協会中部支部