開 催 日 平成30年5月17日(木)
場   所 ローズコートホテル
出席者数 90社(内:委任状40社)/96社



<前山支部長あいさつ>
 最近の内外情勢はたいへん慌ただしく、私ども協会が直面している課題が数々あります。
 
 まず、道路施設のメンテナンスにつきまして、全ての橋梁、トンネル等については平成26年7月より、道路管理者は5年に1度近接目視で点検を行うこととされましたが、大型標識以外のF型、単柱式などの小規模附属物につきましては昨年3月にその点検要領が国土交通省において制定されました。中部支部4県においてはこれまでもそれぞれ自治体や警察の標識・標示等の老朽化調査を自主的に実施してきましたが、この点検要領に沿って老朽化した交通安全施設の更新が加速化されることを切に願うところであります。特に標識につきましては転倒の恐れがある腐食だけではなく、例えば当て板ばかりで、ほとんど反射しない標識等が数多く見受けられますので、機能の観点からも専門工事業者として取替えのご提案をしていきたいと存じます。
 
 また東京オリンピック・パラリンピック開催も近くなってまいりましたが、大幅に増加することが予想される海外からの観光客対策として、昨年2月に標識令の一部改正が交付されまして高速道路番号(いわゆるナンバリング)標識の新設または一般道における高速道路の標示の変更等が始まりました。2020年までにあと2年と迫ってきておりますので、早期のご発注と整備を期待するところでございます。
 
 資格関係では昨年、登録標識・路面標示基幹技能者の国土交通大臣登録の更新が始まりまして、この初めての講習が東京、大阪で実施されました。またこの登録標識・路面標示基幹技能者講習の修了者に主任技術者の資格が付与されました。さらに道路標識設置・診断士が『道路標識点検診断士』と名称を変え、国交省の技術者資格として認定されました。今後は国家資格を持った標識点検のプロ集団として、道路標識の更新に寄与してまいりたいと存じます。全国運動として大きく進展してまいりました、子どもを守ろうプロジェクトなどのボランティア活動を通じ、中部4県の地域の安全・安心に貢献してまいりたいと存じますので、今年も中部支部活動へのご協力をお願い申し上げます。
 
 最後に会員の皆様のご理解、ご協力を重ねてお願いし、協会の発展と会員企業ご参会の皆様方のご活躍とご健勝を祈念いたします。





支部長挨拶 副会長挨拶



<平成30年度事業計画 主な項目>
  1.団体機能及び協会運営の強化
  2.登録標識・路面標示基幹技能者、道路標識点検診断士の育成支援
  3.関係機関・団体等との積極的な連携と協力
  4.各種委員会の充実と活性化
  5.防災・減災対策の推進
  6.「子どもを守ろうプロジェクト」への支援・普及
  7.道路標識・標示等に関する調査研究事業の実施と成果の活用
  8.安全管理の徹底
  9.積極的な表彰具申による士気高揚対策の推進
  10.福利厚生の充実


<表彰>


優良技能者表彰  3名


永年勤続表彰  12名



<議事内容>
  平成29年度事業報告の承認を求める件
  平成29年度収支決算報告の承認を求める件
  平成30年度事業計画案の承認を求める件
  平成30年度収支予算案の承認を求める件




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社団法人 全国道理標識・標示業協会中部支部