1.路面標示施工技能士制度の活用方陳情
 陳情の主題 「路面標示施工技能士の建設業法第7条第二号八の規定に基づく建設大臣認定について」(平成7年9月13日建設経済局長へ陳情)
 陳情の理由 職業能力開発促進法に基づく施工技能士については、すでに18工種の検定職種が建設業法第7条第二号八の規定により認定を受けている。
「路面標示施工技能士」についても主任技術者の資格該当者として認定してほしい。
建設省告示第1359号(平成10年6月18日)により認められた。

2.路面標示施工技能士制度の沿革
 昭和57年 検定に準ずる「技能審査制度」として全標協が労働大臣の認定を受け発足した。
全標協では、昭和57年、58年、59年の3カ年にわたり研修・学科・実技試験を実施し、この間の合格者約1,600名に対し、「路面標示施工技士」の資格を付与した。
 昭和60年 3年間の審査制度の実績と成果が評価され、労働省より職業訓練法に基づく技能検定職種に「路面標示施工」が追加され、現行の「単一級路面標示施工技能士検定制度」へと移行し、今日に至っている。

3.路面標示工事の施工法
 (1)溶融ペイント施工法
   品質 JIS K 5665 3種-1号 ・・・手作業による施工
 (2)加熱ペイント施工法
   品質 JIS K 5665 2種    ・・・車両からの吹き付け施工

4.検定試験の内容(実技試験状況写真)
 学科試験 イ 路面標示一般   ロ 路面標示作図法
ハ 路面標示施工法  ニ 関係法規  ホ 安全衛生
ヘ 溶融・加熱施工法(選択)
 実技試験 (1)溶融ペイントハンドマーカー工事作業
(2)加熱ペイントマシンマーカー工事作業

5.路面標示施工技能検定
 毎年度、7月下旬〜8月下旬迄に実施  詳細はこちら



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